Escape from Tarkovプレイレポート(v0.8時点)

その徹底したリアリズムと東欧の写実的グラフィックで、コアゲーマーに支持されている本作。先日セールをやっていた折にスタンダードエディションを購入した。掲載時点ではまだベータテストであるものの、おおよその輪郭はわかってきたので記す。日本にはサーバーが設置されておらず、アメリカの2箇所から選択する。ピンは70~120でまあ問題は少ない。ただゲームのマッチングに何があって、夜プレーすると5分以上待たされる時もあった。その場合は、サーバーを変えるといいかもしれない。

詳しいことは、日本語wikiがあるので参照して頂きたい。ここでは端折って書く。ゲームプレーとしては、DAYZやWARZと同等と見做して構わない。プレイヤー(乃至グループ)がマップのどこかに(地図を買えば選択可)スポーンし、特定の脱出地点まで(1時間程度かけて)移動する。脱出地点は数カ所あるが、お金を要求する場所、指定時間しか有効でない場所もあり、確実に脱出できる場所は少ない。

道中では他のプレイヤーやAIスカベンジャーと銃撃戦となる。自分が死ぬと、基本的に全所持品を失う(途中でゲームを切断しても喪失)という、コアなMMORPG仕様だ。ただ、保証コンテナ(購入パッケージによってサイズが異なる)があって、その中に入れたアイテムは死後戻ってくる。また、出発前に所持品に保険金をかけることができるが、もし殺した相手がそれを奪って脱出に成功すれば返ってこない。宝箱は固定(中身は逐次異なる)だが、物色中は無防備となるで“非常に”というレベルで危険。

では、慎重に進むと問題ないと思われるが、無傷であっても50分程度で脱水症状を起こし、すぐに死に至る。他、失血、骨折、放射能(実装予定)などの異常ステータスも存在し、気を揉む要素が多い。銃撃戦の怪我が後の致命傷となるのはしょっちゅうだ。当然水や食べ物ヘルスキッドなどを準備して出発するのが好ましいが、殺されれば当然パーとなる。道中そうやすやすと見つかるわけでもなく、またインベントリーが少ないと取捨選択を迫られる。

先に挙げたゲームのように、とにかく他のプレイヤーが脅威。お互い疑心暗鬼で、アイテムロストしたくないので先制して殺しておけという感じである。開けた場所をぼんやり走るのは、殺してくださいと主張しているようなもの。AIスカベンジャーも見通しが良いようで、正面切って多数と戦うのは難しい。また、派手に発砲していると、他のプレイヤーに大まかな位置を知られてしまう。

もし武器を失ったら、どうプレーしていくのかというと、スカブモード(MMOでいう雑魚モンスターモード)がある。これはAIスカベンジャー陣営として、自キャラとは別のキャラでスポーンし、ある程度装備を支給されて出発となる。同様に脱出ポイントに行けば、メインキャラクターにその装備が引き継げる。ただし、他のプレイヤー(メインキャラは常時スカベンジャーと敵対)とは相変わらず敵対しているし、他のプレイヤースカベンジャーは、装備欲しさにAIスカベンジャーと敵対して、自分も襲ってくる可能性が高い。このスカブモードは15分程度に一度しかプレーできない仕様になっている。

プレーして率直な感想としては、かなり厳しい。よくできて、没入度も高いと思うがちょっとハードコアすぎて、楽しむというより疲れる。私はアイテムロスト恐怖症なので、ナイフ一本で出かけることが多いが、相手を見る前に撃ち殺されることが多い。全てを失って終わることが多くて、無事に脱出したことは数少ない。いわんや高性能な武器を持って帰ることは滅多にない。逆に、脱出地点近くにスポーンした、全く敵と会わなかったということもあり、運に左右されるとも言及しておこう。一応、頻繁にアカウントリセット(全てのレベルや所持品が購入初期状態)が入るので、それほど気にしなくていいとは思うが……。もしプレーを考えているなら、事前の下調べは必須だろう。出発しても脱出地点の名称しか教えてくれないので、ネットに上がっているマップを参照しながら、実際にプレーして土地勘を得ておく必要がある。

私はフレームレート重視なので、解像度を据え置きにした以外ほとんどのグラフィック設定を最低まで下げた。基本的に重いゲームであるが、まあプレーは可能(GTX970)。なお、割と頻繁に一瞬固まる現象が私及びフレンドに発生しているので、早急な対応を願う。

一応オフラインモードも搭載し、AIスカベンジャーのみとの戦闘、もしくは、散策モードも遊べる。ただしこちらは経験値だけ入手し、道中手に入れた物品は引き継げない。尚、物品を売買するトレーダーも数人いて、彼らからタスクを受けることがある。もちろん敵や他プレイヤーがいる中遂行するので、そうそう簡単ではない。

フレンドとグループを組んだ協力プレーは、やはり緊張感のあるものなるだろう。ルート時の無防備を援護できたり、死角による奇襲の心配が減らせる。が、あくまで論理的な話であって、死ぬときはあっさりと殺される。やはり楽しいというレベルにはほど遠いが、一緒に脱出できると得しがたい達成感を得る。ただその裏には数多の時間とアイテムと感情の喪失があるのだが。

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