Sennheiser GSX 1000ゲーミングオーディオアンプ購入

ゲーマー向け周辺機器を一新してきたが、これをもって完了となる。もともと音源に関しては、Razer Surroundで満足しており、取り立て買い換える必要はなかった。しかし、ゼンハイザーのヘッドセットGame Zeroを非常に気に入ってしまい、このオーディオアンプとの組み合わせは更に効果的だろうと期待して購入した。

上位機種としてSennheiser GSX 1200 proがあるが、これは8つのGSX 1200 proを数珠つなぎすることで、遅延なしのボイスチャットが可能。クローズドなゲーム大会での活用を想定しているが、それ以外のスペックはGSX 1000と同じである。

スペック、質感およびWindows設定などは、既に他のサイトで紹介されているので省略する。PC(Mac)のUSBポートに挿せば、ドライバーのインストールなしに使用可能。本体のタッチパネルを押すことで、素早く音の調整ができる。忙しいゲーム中でも直感的に扱えるのは嬉しい。

サウンドイコライザーは固定された4種類のみある。自分で各音域を調整できないので、玄人向きではない。ただ、私のような素人には有難い仕様である。プリセット無しを標準とすると、e-Sportは対戦マルチ向け。低域以下を極端に絞っている分、足音や銃声などの定位を際立たせている。試しにブーブー鳴るヒップホップをこのプリセットで流せば、そのスカスカ感がわかる。Musicプリセットでは、逆に低域以下がやや強く鳴る。Game Zeroは低域をあえて弱めにしてあり、それ故音楽向きではないと指摘されてきたが、このプリセットをもって音楽も聴けるようになる。ゲームにおいては、普通のシングルプレイヤーなどがいいかもしれない。Storyプリセットでは、映画を主としたものだろう。4Gamerのレビューでは、音楽よりも更にドンシャリ傾向があるらしいが、ゲームにおいてはそこまで違いを感じなかった。試しに、低域以下がほとんど強調されないCall of Duty: Modern Warfareシリーズを、このプレイセットでやってみたがほとんど改善されず。

ステレオは音楽鑑賞に使うが、ゲーマーとしてはやはりサラウンド機能が気になるだろう。今までRazer Surroundを使用してきたのだが、先のGame Zero Blackの記事では、“よりシャープに方向が特定できる”と評した。GSX 1000では、ピンポイントに近いぐらい定位が特定できた。試しにDay of Infamyにて、機関銃を撃っているプレイヤーの真後ろで回転してみたところ、時計の針のように音源の位置が把握できた。また、ある場所に立てこもって拠点を占領しようとしていると、敵が数人押し寄せてきた(入り口が複数ある)のだが、「1時と3時と6時とにいるな」ということが足音でわかった。他のレビューでも記されているが、特にフロントの定位が優秀である。以前Razer Surroundでは、“フロントから一気にサイドに飛ぶように聞こえた”、“視点を回すことで概ね特定できる”と書いたが、確実にそれ以上の定位感を得ることができる。

ただ、気になった点もあり、ステレオからサラウンドに変更すると、音量が大きくなる。特に中域以上が少々アンバランスに感じるほど大きい。これは定位をよりわかりやすくするための仕様なのかもしれないが、そのバランスに関してはRazer Surroundの方が良かった。また、ゲームによってその大きさが異なるので、複数のゲームをプレーしていると、その都度調整が必要である。

定位の移行が少々不自然。リア音は、通例耳より高い位置から聞こえるものである。そのため、フロントで鳴る音が、リアに回り込んだ時に唐突にその位置が高くなる。これは音の回り込む速度を早めればより顕著になる。恐らく、若干ぼんやりした定位の方が、移り変わりに適しているのかもしれない。

Sound Focus機能は、フロントかリアのどちらかの音を強調できるもので、対戦マルチではリアを強調するといいだろう。どちらかを強調すると、6:4のバランスになる。しかし、不自然に聞こえることもあるので、シングルでは標準でいい。

残響音のエフェクトは、当然対戦マルチでは付加しない。その他は自分の好みに委ねるが、一つ問題があって、フレンドとボイスチャットをすると、その声にもエフェクトが効いてしまう。また、そのレベルが3段階だけで素っ気ない。過去のサウンドブラスターシリーズの方が多機能で、細かい調整もできる。バスルームだの教会だの再現に遊び心があり、あちらの方が楽しかった。

マイクの音質に関しては、あまり変わりなさそうだ。というのも、ボイスチャットで誰1人「音周り変えた?」などと尋ねられることがなかったからだ。ゲーム配信用に求められるレベルでもないというのも付け加えておく。

総評として、対戦マルチを主としてプレーする人は買っても良い。ゲームの音に集中すれば、確かに成績が上がりそうだ。細かい設定をしない(できない)人にもおすすめ。Game Zeroとの相性も当然良く、音質も変わらないので、同社の他製品を持っている人にもおすすめできるだろう。操作も直感的。欠点としては、価格だろうか。定価で3万、アマゾンでは2万ほどで、ライバルとなるサウンドブラスターシリーズより高い。加えて、どの店舗でもお取り寄せ状態になりつつあるので、買うなら早めに決断した方がいい。

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