Call of Duty 2レビュー

注意:このレビューは、以前私のサイトで掲載していた過去のレビューを修正加筆したものです。ゲームに対する考え方等は、できるだけ執筆当時のままにします。

戦争FPSの代名詞をMedal of Honorシリーズから奪い取ったCODの続編である(2005年発売)。製作は同じくInfinity Wardが担当で、販売はActivision。現在Steamからはリージョン規制がかかっているが、リテール版はアマゾンなどから購入できる。

今回も英米ソの各キャンペーンを合わせたオムニバス形式で、明確な主人公はおらず匿名性が高い。英軍はアフリカ戦線、米軍はフランス戦線となり、ソ連軍キャンペーンは前作と一部被っているようだ。

前作では、各キャンペーンを完全にクリアーしないと次に進めなかったが、今回はある程度攻略すると次がアンロックされる形式になっている。(米軍は完全に英軍をクリアーしないと駄目だった)

目標はコンパスに示されて、やることもUseキーを押すだけなので、言語の壁でクリアーできないということはない。またAIが喋っていることに耳を貸さなくてもクリアーできる。

ゲーム性は前作から引き継がれて、また簡単でもあるので初心者でもプレーしやすい。まあ、私のような性悪ゲーマーから言わせれば、相変わらずの的撃ちゲームという印象が強い。前作であった、製作者の意図しない行動は即爆死という仕掛けに憤慨したものだが、2ではそのような事にはならなかった。

今回から、自由な攻略を取り入れたと謳ってあったが、実際プレーしてみれば、ルートにちょっとした迂回道があったり、敵戦車がマップ内を動き回っている程度だった。戦術や戦略に自由度はなく、これは自由度と呼べるほどではない。

目立った変更点は、従来の数値によるヘルスが廃止されたことだ。ダメージを受けると自動で回復するようになって、ヘルスを取りに戻る煩わしさが減った。致命傷を受けると画面が大きく歪み、グレネードやヘッドショットでは即死となる。明らかにリアリティーに反するが、やり直しが少なくなり、「ヘルス一桁でセーブして、クリアできない」ような状況に陥る心配がなくなった。ただ、的撃ちゲームの印象が助長された感が否めない。

今回は前作の拡張パックのような理不尽な難易度ではなかったが、それでも終盤は何度も死んで難しかった。

総プレイ時間は15時間程度だが、終始やることが似たり寄ったりなので、1日1時間プレーすれば飽きてしまった。

敵は前作と同じナチス・ドイツ軍。AIは劇的にはないにしろ改良されていた。目標となる敵を自ら進んで倒してくれたり、グレネードも積極的に投げる。前作では戦争映画のエキストラような役割だったから、一歩前進したと思う。

武器は前作と同じで各軍で支給された武器が登場する。正直、同じカテゴリーならば使い勝手もあまり変わらない。

グラフィックはかなり良くなって、しかも相当軽い。特に銃火器のディテールには一見の価値がある。煙や炎のエフェクトも派手で、戦争の雰囲気が良く出ている。人物は少しデフォルメされていて、人形らしさが残っている。

前作に続き優秀なのはサウンドである。戦争の雰囲気の再現はピカイチで、前作からのクオリティを維持している。一方、銃火器のサウンドは、やはり軽くて、MOHのそれに劣る。

私の環境ではプレー後半からフリーズして、何度かPCを再起動しなければならなかった。

総評として、個人的にこのシリーズにのめり込めないが、今後も変わらないだろう。以前も述べた気がするが、雰囲気がリアルでシステムがアクションというのは、どうもしっくりこない。他、ロードの短さやグラフィックの綺麗さなどは文句のつけようがないが…これはもうカジュアル層へのゲームとして割り切るべきなんだろうか。

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