Devastationレビュー

注意:このレビューは、以前私のサイトで掲載していた過去のレビューを修正加筆したものです。ゲームに対する考え方等は、できるだけ執筆当時のままにします。

2003年に発売されたアクション系FPS。当時クオリティーの高いグラフィックを描画するとして前評判が高かったが、実際のゲームプレーが酷くて瞬く間に消え去った。現在Steamでは販売されておらず、米国アマゾンで在庫が残っている程度。私はマイクロマウスから出た、日本語マニュアル付きを購入した。

このゲーム自体は単純なので、英語はほとんど必要ない。GPSを持っているので、その方向へ行けば進めることができる。

シングルプレーは、大きく4つのセクションに別れている。前半2つは普通のFPS(殺されると最後のセーブからやり直し)なのだが、後半2つはスポーツ系FPSのように、死んでもすぐに特定場所から復活可能になる。そして、敵軍の復活地点を破壊するような形式に変わってしまう。このような、根本から変わるゲームは過去に見たことがなく、かなり違和感を覚えた。これが悪いことに、「死んでもいい。」というだるさが、「復活→突撃→死」の悪循環を生み出して面白みがなくなった。

プレー時間は25時間を超えなかった。

難易度は3種類あるが、さらにそこからアーケードとシュミレーターという、ゲームをアクション系とリアル系のFPSに別ける項目がある。しかし、シュミレーターにしても、「移動時にレティクルが薄くなる」「ちょっとした武器重量制限がつく」「ヘッドショットなどの部位ダメージが加えられる」程度で、感覚的はほとんどアーケードと変わらない。戦闘の難易度では、ショットガンやスナイパーライフルが異常なほど強力で、バランスを欠いているのではと感じた。

ストーリーはさして面白いものではなかった。グラシウスという最先端生命工学企業が世界を支配しており、主人公が属するレジスタンスは、その技術を一般市民に公開すべく奮闘する。

残念なことに、敵のほとんどがタクティカルベストを着た兵士で占められている。モンスターや大きなサイズの敵キャラすら登場せず、単調に感じた。

AIは非常に致命的な欠陥を抱えていた。謳い文句にTOP AIと書いてあるが、味方AIは「復活→突撃→敵から蜂の巣にされ即死」を繰り返す。後日パッチにてそのような行為に走ることはなくなったが、どうやら積極的に敵の復活装置を破壊しないような動きになっている。Unreal Tournament 2003のエンジンを使用しているのだが、そのAIには及んでいない。

マップのロケーションは研究施設、港や都市などたくさんある。たくさんのゴミやオブジェクトが転がって、非常に綺麗で細かいのは認めるものの、色合いや雰囲気はほぼ同じで、後半になると飽きてきた。ちょっと残念に思ったのは、キャラクターのラフスケッチには、いわゆる日本の二次元キャラのようなデザインが掲載されていたが、実際のキャラは、アメコミ調のものになっていたので残念。

今のFPSでは特に珍しいことではないが、このゲームでは同じカテゴリーの武器がいくつもあって(ショットガン2種類、マシンガン系は数多、スナイパーも3種類)不思議だった。ロケットランチャーやグレネードランチャーなどの爆破系武器が一切登場しないので、戦闘が寂しい。特有の武器として、ネズミ型の無人機爆弾だが、使い方が限定されている。ゲーム後半のスポーツ形式の戦闘になると、体力を回復するヘルスが一切登場しなくなる。

BGMは基本的に鳴らず、ダメージを受けた時にテクノ系が少し流れる。銃火器のエフェクトは軽くて全く戦闘が楽しくない。

私の環境では、何回かクラッシュするバグが発生した。

総評として、B級のFPSをプレーしようと思わない限り、お勧めはしない。買いたい人はもう絶盤になっているので、早めに購入したほうがいいだろう。

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