Star Wars: Dark Force (クリア)

スターウォーズを題材としたFPS。画面を見てもらえればわかるが、黎明期のFPSで、所謂「Doomクローン」と呼ばれていた頃のゲームである。現在はSteamから容易に購入でき、またDosBoxが自動的に立ち上げてくれるので、お手軽にプレーできる。

ゲームそのものは、当時のハードウェアの制限から、「敵を倒しつつ、キーを捜して、特定の場所に移動してスイッチ等を動かす」という単純明快なものに収まっている。しかしながら、昨今のプレイヤーが遊ぶと、不親切に感じられる。まずSteam内にマニュアルが発行されておらず(ここからダウンロード可能。)、キーを手探りで探す必要がある。暗闇を歩くときのライトなどのキー設定(スプリントがシフト、武器が数字キー、IRゴーグル等はファンクションキー)が固定で変更が利かない。また、この時代のFPSのマップはまるで迷路のように入り組んでいるので、非常にわかりにくい。私もどうしてもわからない箇所があったので、そこだけ攻略動画を観てしまった。同様にスイッチ等のインタラクトできる所が完全に周囲に溶け込んでいるので、わかりにくさを助長している。

基本的にDoomと同じゲーム性だが、こちらはセーブとロードが不可能である。代わりにライフ制を取り入れており、死んだ所の近辺からそのままリスポーンする。ライフがなくなると、ミッションの最初からになるが、シークレットでそれを入手することもある。敵弾はスピードが速いので、常に動き回る必要がある。ヘルスとシールドは独立しており、レーザーのような武器ではシールドが削られ、物理的なダメージは直にヘルスに影響がある。デフォルトではイージーになっており、それに気づかず始めてしまったが、中盤以降になるとやや難しくなってくる。またこの時代のFPSの特徴として、縦方向のマウス視点移動が不可能であるため、上方の敵へのエイム(横軸さえ一致していれば勝手に狙ってくれる)とジャンプアクション(足場が見えない)が厳しい。

スターウォーズのゲームだが、名前だけ借りた粗悪品ではないことは保障しよう。まず当時としては、ストーリーが充実している。idの当時のFPSが、ストーリーは二の次だったことを考慮すると、このゲームはスターウォーズのサイドストーリーをきちんと扱っている。稚拙ながらもムービーは挿入され、ミッションブリーフィング等の説明もあり、ミッションを達成した際に主人公が喋る。銃火器の音響エフェクトは映画のそれを使用しており、グラフィックも当時の技術を駆使している。敵の種類は、ほぼストームとルーパーと将兵で単調気味であるが、所々にボスも挿入される。

総評としては、微妙な立ち位置である。今現在に至って、他のゲームを放ってこれをやるべきとは思えない。クラシックFPSをやりたいのなら、まずDoom、Quake、Duke Nukem等を推薦する。スターウォーズファンにとっても、今更この画質のゲームをプレーしたいとは思わないだろう。しかしながら、ゲームそのものはよくできており、スターウォーズの名を名乗るのに恥ずかしくない仕上がりになっている。価格も非常に廉価なので、セールの際についでに買って、他のゲームの間に息抜きとしてやると良いだろう。

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