Crysis 2 (クリア)

正にAAA級のゲーム。良い意味でも悪い意味でも金がかかっているというのが最初の印象だった。

前作から、大きく内容を変えているので、そこが賛否の分水嶺となるだろう。特に舞台をジャングルからニューヨークに移しているので、戦い方なども大きく変わっている。個人的には続編におけるマンネリ化を防ぐという意味で歓迎したい。一方で銃撃感や移動感などのプレーの触感は、前作から変わっていないので、安心してほしい。ゲームの肝であるナノスーツの機能は、関連するキーと重複しているので便利になった。例えば、通常のジャンプは単にスペースをタップすれば良いが、長押しすればナノエネルギーを使って高くジャンプできる。

前作で出てきた頭足類のようなエイリアンは廃止された。ヒューマノイドのようなそれに置き換わっているが、この点は残念である。というのも、賢く振舞うのは歩兵だけで十分で、後は空を縦横無尽に飛び回ったり、死ぬまで突っ込んできたり、数で押してきたりなどのバリエーションが欲しかった。また全ゲームプレー時間を考慮すると、エイリアンの種類が少ない。巨大なボスが存在しなかったのも、インパクトに欠ける。前半は歩兵中心だが、中盤以降はエイリアン中心になり、以後インターバルで交代する。

装甲車に乗って移動することもできるが、あまり利用しなかった。というのも、敵の砲火で簡単に爆破され、それに巻き込まれるからだ。また、今回設置機銃を取り外せるので、敢えて銃座に居座る危険を冒す必要もなかった。また、AIが運転しプレイヤーが機銃を撃つ乗り物イベントも1回きりである。航空機に搭乗する機会もない。

単純比較はできないものの、ステルスでもアサルトでも進めることができる点は、前作と同じ。しかしながら、マップの行動範囲が狭くなっているので、よりアクション寄りに傾いているようである。私は、正面から戦って血路を開いたが、ナノスーツの恩恵でそこまで難しいと感じなかった。当然、ドンパチをやると援軍を呼ばれるのだが、ステルスでコソコソ進むよりかは断然楽である。他、きちんとステルス用のルートが用意されている。一方、エイリアンは倒すとナノカタリストを入手でき、これらを使ってスーツをアップグレードできるので、ステルスで見過ごしていると逆に不都合である。

グラフィックは、事前に専用のパッチを落とさないと、DirectX 11で描写されない。肝心の重さだが、そこまで厳しいとは感じなかった。陰影等の、個人的に重視しない物や、異方性フィルタリングなどを軽めにすると、十分プレー可能だった。

バグとしては、プレー中しばらくするとフリーズしてしまう現象が多発。PCの蓋を開けると症状は治まるが、今度はディスプレイがブラックアウトする現象が何度か発生した。これは別のゲームでも発生していたので、グラフィックカードかディスプレイに問題があるようだ。高負荷のゲームで出てくるのかと思っていたが、先のDeus Exでは発生しなかったので、原因は不明。事前に敵AIがスタックするというのは聞いていたが、確かに時折発生しているのを見た。他、ラストのエイリアンが変な場所に行ってしまい、探すのに苦労した点も挙げられる。

ユーザーの評価を見てみると、煽動的に「コンシューマ化されて駄目になった」という怨嗟をよく見かけたが、気にしなくて良いだろう。相変わらず、屋内外で自分なりのプレーを組み立てることができる。私は特にこのシリーズに思い入れがあるわけではないが、どの点から見ても、そつなく仕上がっている作品なので、全ゲーマーにお勧めできる作品である。

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