Condemned 2: Bloodshotレビュー

(注:私の環境では、PS3のスクリーンショットを撮れないので、IGNからのものを貼り付けています。)Monolith Productionsが制作する一人称格闘アクションの続編。前作は発売数年後にPCに移植されたので、これもと期待していたのだが、結局そうならずPS3版を購入した。

基本的なゲーム性は、前作から踏襲しており、接近戦を主体としたアクションゲームである。単なるクリック乱打で事足りる浅はかなゲームとは異なり、武器の特性と敵のモーションを考慮しながら駆け引きある戦闘をするのは変わりない。

この記事では、変更点を中心に説明していこう。まず素手による格闘およびそのコンボが採用された。コントローラーL1とR1がそれぞれ左右の徒手空拳で、左右のコンボ等で数倍の威力を発揮する打撃を加える(但し時間制限あり)ことが可能。次に、チェーンアタックという攻撃があり、メーターが溜まると、QTEを行って確実なダメージを与えることができる。フィニッシュムーブは前作から存在していたが、今回は環境を使ったもの(柵から突き落とす等)になっている。

銃火器の扱いは、今回もあくまで二の次であるが、少なくとも前作よりその機会は増えている。まずロッカーの中に銃火器が入っていることが多く、また予備弾も置いてあるようになった。相変わらずマガジン以上の容量を持ち運びできないが、消費した後に取りに帰れば大きな戦力維持となる。さらにホルスターを手に入れると、2種類の銃火器まで持ち運べるようになる。尚、アイロンサイトが導入されたものの、主人公はアル中という設定ゆえ、その辺に転がっている酒瓶をあおらないとサイトが定まらない仕様となっている。

前作のレビューで指摘された問題に対処している。まず、強力すぎたスタンガンが、リチャージではなくバッテリー式になった。1つのそれで5回までである。

特殊な機材を使って調査するのも、プレイヤー自らが適切なものを選ぶようになった。それだけではなく、プレイヤー自身が検死をする必要もある。例えば、ある死体があったとすると、その職業は何で、傷口や血の散乱具合から死因を特定したりする。他にも、ホテルの部屋番号や機材の個数なども調査する必要あり。加えて、時折会話パートもあって、ゲームの進行に関する質疑応答がある。これらは選択肢によるやり取りとなり、正しい受け答えができたかどうか評価される。この評価はミッションデブリーフィングに反映される。

今作でも、シークレット要素があり、これらが後のプレーに影響する。マップに点在するエミッターの破壊、テレビラジオ等の情報収集、先に述べた検死、調査や会話レスポンス(特定の箇所で、アクションキーを押して反応する)、そしてサブミッションの達成状況などである。これらの如何により成績が評価され、防弾チョッキやホルスターなどがアンロックされる。

ミッションにもバラエティーが増えた。前作は駆け引きはあれど、スローテンポで殴るだけと感じた人もいるかもしれない。今回は各マップにボスがいたり、逃走シーンやステルスも導入されたり、銃撃戦のパートが増えたり、ちょっとしたミニゲームもある。明るいロケーションは皆無であるが、廃ホテル、シアター、工場などどれも素晴らしい出来である。

ストーリーにも、前作の不明瞭な点をきちんと説明している。エンディングにおいて、納得いく畳み方をしている。前作では中年太りしてパッとしなかった人物も、2では寧ろ若返って見栄えがよくなった。

総評として、続編物が陥りそうな失態を犯さず、期待以上のクオリティーだった。前作は個人的な傑作と評しており、その傑作の続編の相応しい傑作と言っても過言ではなかろう。前作が気に入っていた人は、コンシューマ機を買ってでもプレーする価値はあると思う。不満があるとすれば、QTEに少々頼りすぎていたことぐらいだろうか。後、コントローラーでの操作に躓いて、中々思うように動かせなかったこともあるが、まあこれは私個人の問題なので不問とする。また、PCで出なかったことが本当に悔やまれる作品である。

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